ホラーは怖いから見たくないんだけど、そんな私でも見れた。というか、これはむしろサスペンススリラーかな。生きてる人間が怖い系。
序盤の伏線、割とわかりやすい。
めっっちゃ面白い脚本とめっっちゃ怖い演出があると思ったら期待はずれになっちゃうかも。
差別社会については、主のテーマ(第二のテーマ？)なのでかなり描かれてた。差別とも思わず無礼なことをしている。白人ばかりの中に黒人がいることがこんなに孤独に思えるのか。日本人名のアジア人もいたが、彼らへの差別はないのか……？？っていうのは置いといて。
その後彼らがどうやってこのストーリーを社会に告発したのかが気になる。
別エンディングは胸糞なのでこの結末にしてくれてありがとうである。
黒人というだけで取り調べられてしまう。犯人にさせられてしまう。なんの気ない振る舞いにもケチをつけられる。なんて息苦しいんだ。『カラー・パープル』でも描かれていたように、差別を受けた黒人男性は、なんの疑問も持たず女性を下に見て暴力を振る。黒人女性は社会全体のしわ寄せを食らっていた。差別は無意識に起こる。差別される側は憂さ晴らしの対象にも、全ての罪の元凶にもさせられる。お互いの差を理解し合おう(完全なる理解などできないからこそ)という心がけと、尊重し合うことを忘れてはいけないね。
この映画に出てくる主人公以外の黒人たちの演技は、内なる感情を押さえつけて、内心とは裏腹の態度を取らねばならない現実の彼らと重なるものがあった。
-------
【ネタバレ】
ありふれた差別する態度を逆手にとって本来の目的のために彼らは動いている。
-------
ネットの解説より
アメリカの2大政党、白人支持者の多い共和党のテーマカラーは「赤」、黒人支持者の多い民主党は「青」
Missy
Black mold
二回見ないと面白くないらしい
