くまねこ

ロニートとエスティ 彼女たちの選択のくまねこのレビュー・感想・評価

3.4
「ロニートとエスティ 彼女たちの選択」HTC有楽町で鑑賞。原題は不服従、反抗の意。

厳格なユダヤ・コミュニティに生きる人々のドラマ。ユダヤ教の戒律、作品に流れる息苦しさが印象に残る。
ラビの娘役にR.ワイズ、信仰と同性愛の間で揺れるエスティ役をR.マクアダムスが好演。

レイチェル・マクアダムスとレイチェル・ワイズのラブシーンは激しく、情熱的。2人が愛し合う場面になると、息苦しさが消え去り、荘厳な楽曲の調べとともに、彼女たちの魂が解放されるような雰囲気が演出されるのも印象に残る。

最終的な彼女の人生の選択は意外だったが、幸福を願うばかりである。
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