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女の中にいる他人のumihayatoのレビュー・感想・評価

女の中にいる他人(1966年製作の映画)
5.0
あなたの中にいるわたしは、わたしの中にいるわたしではないし
わたしの中にいるあなたも、あなたの中にいるあなたではないかもしれない。

家内や親友でさえ、その人の中にある像で自分を語り、自分の犯した罪さえも許そうとする。
この主人公にとっては犯した罪自体よりもそのことが苦しくてたまらなかった。

と、ラストまでは見ていましたが、、、
新珠三千代、まさかのラストでのタイトル回収しにきて唖然。

「この人がそんなことするわけない」
しかし人間、置かれた状況によっては
全く他人のようなその人が現れる。
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