たつかわ

ユリゴコロのたつかわのレビュー・感想・評価

ユリゴコロ(2017年製作の映画)
2.6
レビューというより駄文

個人的にパディントンの吹き替え以来の松坂桃李ブームである。凄い役作りしているように見えないが、話が進んでいく中で夢中にさせる俳優さんだと思います。例えば、「キセキ -あの日のソビト-」では主役の菅田将暉を食う演技をしていると思います。

逆に本作に登場する松山ケンイチは、役作りをしっかりして、第1印象で勝負するような俳優だと思います。例えば、「聖の青春」ではデ・ニーロアプローチのように体を大きくしたり、本作では「これいつの時代?」思っていたところに松山ケンイチが登場し、見た目から「昭和かな?」と思ったところで、聖徳太子の五千円札が出てくる流れは結構好き。

本作の感想ですが、正直あまり面白くなかった。というよりも「イヤミス」というジャンルの作品は自分にはあっていないと思った。

今年の同じイヤミスで原作あり映画「愚行録」も同じように最初の妻夫木聡がバスを降りるシーンは日本映画では今年の一番の名場面の1つだが、それ以外に何も心に残っていない。

期待の松坂桃李は、後半に藤原竜也かと思うほど叫ぶので、大味になってがっかりした。監督の演出が悪いということで無理やり納得。

次の松坂作品を探していると
今月末公開で一本あるみたいだ。原作の作者が本作と同じで
またイヤミスか......

以上
たつかわ

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