レビューできないままどんどん映画がたまっていく…
概念を奪う時の会話のおかしみというか、思ったより、ブラックコメディ要素があって飽きずに楽しめた。
概念を奪われることが必ずしも悲劇にならない、という皮肉もあったり。
終盤はおそらくみんなが予想するであろう方向へ行くんだけど、
松田龍平が長澤まさみに決定的な”ある行為”をしたあとの、”あのセリフ”がメロドラマ展開に絶妙な毒をブレンドしてくれて、かなり好きだった。なんかいつのまにか泣いてた。突き放されてるんだか、抱きしめられてるんだか。
侵略者ボーイが車の反対側に行って影がガッとかかるとことか、ああクロキヨ映画みてる!って喜びを噛み締めながら、すごくたのしめました。
色々超越してんのに通信はアナログな方法かーい、とかツッコミ所はあるかもだけど、そんなことは気にしない、気にならない作品でした。