時折挟まれる暗所でのアクションシーンは見づらくていまいちだったけどれど、ドローンの猛攻には脅威を覚え、過度な爆発にニヤニヤし、そしてまさかの父子愛の展開に若干うるっときてしまった。
ジェラルド・バトラーの親父がニック・ノルティとかもう最高でしょう。
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出てる人みんな銃器の扱いが上手く、実はこの手のアクション映画に、それは非常に重要な要素だったりもする。
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ところで、洋画の邦題問題、本作のようにシリーズ物になるとやはりなかなか難しいと感じる。
『エンドオブホワイトハウス』『エンドオブキングダム』はそれぞれ、『Olympus Has Fallen』『London Has Fallen』。
本国では『Fallen シリーズ』と呼ばれていて、この“Fallen”部分が日本人の英語リテラシーから難しいと判断されているのだろう。
一作目なんて原題のまま公開したら、大半の日本人にとっては何じゃそりゃだろうし。
しかしですよ、本作『エンドオブステイツ』の原題は『Angel Has Fallen』、つまり“堕ちた天使”。
この“天使”は大統領の守護天使であるシークレット・サービスの意味でもあり、本編の内容とリンクした非常に小粋なタイトルなわけで。
一概に批判はできないけど、難しいものですね。
ちなみにシリーズ化を見越せなくて最悪の邦題は、『Before Sunrise』です。
