こぅ

ブレイクアウェイのこぅのレビュー・感想・評価

ブレイクアウェイ(2002年製作の映画)
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「この街でクリーンなのはプロレスだけ」

恵梨香出演の③連発のラスト

チャールズ・ロバート・カーナー 製作製作総指揮/脚本/監督による、
TV映画で、ダイパチ【クライム・アクション】。

りょーこさんオススメ作品鑑賞の巻〜


警部補、モーガン(ディーン・ケイン)は妻、キャット(恵梨香・エレニアック)の働くショッピングモールへと迎えに行く。
その時、金庫目当ての強盗団に占拠され、モーガンの妻を含む店員たちが人質になってしまう…。


・脚本/演出
冒頭からバーでの強盗による、派手な銃撃戦/アクションジャンルの 掴み と、モーガン警部補が 停職処分に至る理由 を簡潔に両立。

子供の演奏会で、同じく来ていた前科者のジミー(エリック・ロバーツ)とご対面、これから対立するであろう敵とその犯行動機をも併せて明確に提示する事で、本題へ集中させるべく速やかな導入を計っている。
その2人が出くわす事になるシチュエーションと、そこで妻のキャットまで巻き込まれる流れも自然だ。

モーガン役、ディーンも良かったが、
敵役、ジミーを演じた冷静沈着クールなエリロバが渋カッコ良かった!

ガンアクションは弾数も多く派手で、スローモーションを多用しているが、邪魔にならないどころか、重厚に活かした使い方/演出で関心。
難を言えば、
奥行きある引きショットと
ライティングの明度はもう少し欲しいところ。

ライトなユーモアも踏まえているし、
ジミーの携帯着信音がジングルベルだったり、
人質にサンタさん居たり、Xmasムービーとしてのサービスも忘れない。

時間制限の関係か⁈
クライマックス〜ラストまでのテンションが、一気に畳み掛けず、若干ダレる/間延び感 を感じたのは残念⤵︎


・総評/恵梨香
火薬裏、弾数が予算のある、TV用と決して 侮るべからず な総体的にアクションの満足佳品!
フェードアウト繋ぎは気になるけどやむを得んな
⤵︎
同情出来る犯人像は好みだし、人間らしさを感じられる ほっこりMerry Xmas締め も良き。

本作の恵梨香嬢(33)は、
勇敢な妻役で、アクションは無いが、
文句なしに綺麗だった!
①レヴューの翌年作、【ブロンドジャンクション】ではヘアスタイルのせいか⁈若干老けた印象。
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