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人生のサイクル
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『人生のサイクル』に投稿された感想・評価

3.4
今年536本目

息子と娘
それぞれ別の道へ行き
娘は駆け落ちして家を出ていく
しかし相手が死亡し父親の元へ帰ってくる

父親役の人が特にだけど表現の演技ほんとにうまい
すえ
4.2
記録

【風】

フィルムで。グリフィス研究会Vol.6。

思ったこと全部富岡さんに言われた。俺もフォード『わが谷は緑なりき』に言及しようと思ったのに…!やはりグリフィスはロケーションを抜群に活かせている。母の墓標に祈る兄妹の衣服が靡く美しさ…

前半の墓前の場面ではそれこそ『わが谷〜』のように白い布が中空に翻るが、後半で妹が娘と帰郷して墓に参る場面では、彼女は黒い衣服を纏いかつての白いスペクタクルは破棄されている。白い自由の靡きは、黒の衣服の束縛と痙攣的微動へと対比的に変化している。

そしてグリフィスは、初期の時点で感覚的に(この時期にはサスペンスの理論が確立していないだろうから)サスペンスの画面を構築している。本作で言えば、母娘が幸せそうなカップルから身を隠すショットである。つまりサスペンスという理論(的体系)が構築される以前のサスペンスであって、むしろこのような手法が映画的であり観客の興味を引くという事実から、後世へと継承されそれがサスペンスと呼ばれることになったのではないかと思われる。

またグリフィス的な語り方、ふたつの空間を同質に提示することがここでも指摘できる。ふたつの軸を交互に提示し、一点で結ぶということ。しかもそれを対比的に描写すること。

2026,7/20 プラネットプラスワン