ビターチョコ

メアリと魔女の花のビターチョコのレビュー・感想・評価

メアリと魔女の花(2017年製作の映画)
1.5
映像は悪くない。
だが、102分もあるのに、内容が恐ろしく貧弱で貧相。ネットで悪い評判を読み、「そこまで酷くないだろう」と確認のために観たのだが、本当に酷かった。

映画は人間を描くものだろう。
だが、この映画には「ひと」がいない。存在感のある人が一人もいないのである。本当に、ものすごく、とっても恐ろしいことだ。

映像は悪くない。
だが、人が一人もいない映画。

「才能がある」と言われる人が集まって、この程度なのか。

映像は悪くない。
だが、映像だけの映画だし、声の演技が良いとも思えない。なぜ作ったのか? 締め切りがあるから? たぶんそんな外的要因だろう。内的な理由で作った作品とは思えない。

「メインスタッフたちが、どうしても作りたくて作ったのだ!!!」……私は、そんな「内的な理由」がある映画が観たい。