ばーどイヌサンローラン

エンド・オブ・トンネルのばーどイヌサンローランのレビュー・感想・評価

エンド・オブ・トンネル(2016年製作の映画)
3.0
主人公のレオナルド・スバラーリャが一見ジョージ・クルーニーっぽい雰囲気。ジョージ・クルーニーって言ったら、わたしの中ではずっとイケメン小児科医。『ER』の。あの頃は海外ドラマにハマってたのだった。



本作はそんなイケメン小児科医、もといジョージ・クルーニー似の車椅子の引きこもりの世捨て人のような生活を送る主人公がある出会いをキッカケに生きる気力を取り戻し、なんと車椅子なのに、悪党相手に金品強奪の完全犯罪を企てるという、えーっ無茶でしょ⁉︎的なアンゼンチン・スペイン合作のサスペンス。




先が読めない展開でスリリングでドキドキハラハラします。



一巻の終わりでしょ?って何度も思うシーンがあるのだが、終わらないのだ。機転が効くのだ。さすがイケメン小児科医!って違うから!




サスペンスなんだけど、再生と旅立ちのものがたりで、ラストも良かったし。てか再生ストーリー多いでしょ?今年…『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』『マンチェスター・バイ・ザ・シー』『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』とか…。

男が再生するときには女の存在が…

『マンチェスター』は女によって再生ではなく、解放ですかね。その結果の再生。



本作も2017年未体験ゾーンの映画たちで観逃していた作品です。未体験ゾーンの映画たち良作揃いですね。