ペット 檻の中の乙女のあもすけのネタバレレビュー・内容・結末

一方的なところから主導権の握り合いに変わり、中盤を過ぎてからの二人の会話はとても深いところを晒しあっているみたいに思えた。無闇に信じることはできず、ただの駆け引きだったという可能性も孕んでいる状況なはずなのに、どこまでも誤魔化さずに向き合う姿勢に見入ってしまった。真っ直ぐすぎるくらいに真っ直ぐなものを物語のなかで受け止めて欲しくて祈るように見ていたから、とてもよい結末だった。素敵だった。