いつものステイサム映画。
そういうふうに観ればなかなか満足度が高かった。なんせトニー・ジャーやスタローンとの共演にお馴染みの火薬量である。
ただ、エクスペンダブルズシリーズとしてみると期待は超えてこなかった……。
それだけ、前作までが良すぎたということだろう。
基本的にストーリーは相変わらずあってないようなもので、銃撃戦と筋肉アクションにおまけでストーリーがついてるくらいのもの。
まぁ、この映画を観に行く人間からすれば寧ろそれで良いのだが……。
問題はやはり上がりすぎたハードルだろう。
ステイサムにスタローン、トニー・ジャーが観れるのは勿論最高なのだが、今までのシュワちゃんやブルース・ウィリス、ハリソン・フォード、さらには伝説のチャック・ノリス等……名前を挙げるだけでワクワクするような面子がこれでもかと出てくる前回までに比べてしまうと少し物足りなさを感じてしまった。
ドルフ・ラングレンもすっかりお爺さんになってしまって……。
とはいえ、決して作品がつまらない訳ではない。
強いて言うならば、セガールの沈黙シリーズ(シリーズじゃない方)を観ているような感覚になった。
とにかく、スタローンが楽しそうで何より。
ステイサムとスタローンのイチャイチャがみたいならば100点満点の作品だと思う。
