家畜への演技指導
業界No.1、
クストリッツァ監督。
独特な鑑賞後感。
やっぱり好きすぎる。
ミルクの運び屋と
イタリア人わけあり女が
出逢い、逃げ、そして…
の、物語。
土っぽさ、泥っぽさ、
乾燥しているっぽさ、
ボロボロの
ウェディングドレスが導く、
儚い夢っぽさ。
作品全体に力強さも。
ご機嫌なリズムには
胸を高鳴ならせ、
皆と笑い合いたいし、
大切な人を忘れぬために
石を敷き詰めたい。
生きて行くって凄い事だよ
と強いメッセージを
受け取った気分。
紛うことなく
クストリッツァ監督らしい作品。
お歳を重ねても、なお素敵。