ずどこんちょ

笑う招き猫のずどこんちょのレビュー・感想・評価

笑う招き猫(2017年製作の映画)
4.1
意外とレビュー数少なめ…!?面白かったです。もっと沢山知ってもらって、いつか多くの人と「面白かったね」と語り合いたい。見る人によって、それぞれ違うシーンで心に響いたり印象に残る作品だったと思います。

漫才ってドラマ!漫才って青春!
漫才の相方って幼馴染の延長線上だったり、兄弟の延長線上だったり、夫婦の延長線上だったりするわけじゃないですか。舞台とは別の場所で相方と出会って、運命的な相性感じて未来や夢を共に歩むコンビになるわけじゃないですか。
そりゃ喧嘩もするし、嫌いなところもあるし、解散の危機もあるけれど、苦難や貧乏時代を乗り越えてでも相方と漫才がしたいって本気で願って、ピンチを乗り越えて明日もまた舞台に立つわけじゃないですか。
青春です。
熱いです。
超カッコ良いです。

お目当てだった清水富美加は相変わらず演技上手いし、多分初めて演技を見ましたが松井玲奈も役にハマって上手かったです。中学生のいじめられっ子に熱く訴える姿にジンと来ましたよ。
あんな強いお姉さんが味方にいたら、無敵の力が湧いてきます。
ハマケンの居酒屋での逆襲も溜飲が下がってスカッとした。
いつも心に太陽を、くちびるに歌を、調子に乗った若造に握りっ屁を!

漫才って青春で、ドラマ。笑って泣けて明るくなれる、気持ちの良い映画でした。