邦画の実写版ファンタジー映画を初めて観たと思う。古都鎌倉を舞台に人と幽霊や妖怪が共に暮らしている不思議な世界を描いている。恥ずかしいことにベストセラーコミックであることは知らなかった。（笑）
事前情報なしで鑑賞したお陰でこの面白い作品を存分に堪能できた。主演の堺雅人と高畑充希が年の差婚の夫婦役をしていたが、高畑の一生懸命さが健気な奥さん役に見えた。黄泉の国はリメンバーミーでいうと死者の国である。描き方は異なるものの暗い雰囲気はない。大切な人達に明るく会いに行けているのが良かった。
最後にテーマ曲が流れた…この作品のイメージにピッタリの素敵なメロディー…聞き覚えのある声…そうだ、宇多田ヒカル！彼女の独特な歌声はいつ聴いても心地よい。あのハスキーボイスがたまらなくいいのだ。
