ゆうちゃん

バトル・オブ・ザ・セクシーズのゆうちゃんのレビュー・感想・評価

3.9
私事ですが、最近慌しくて、何作品かレビューが書けてません…
追い追い書いていこう。まずは最新作から。

1973年、女子テニスの世界チャンピオン、ビリー・ジーン・キング(エマ・ストーン)と元男子世界チャンピオン、ボビー・リッグス(スティーブ・カレル)の世界が注目した世紀のテニスマッチbattle of the sexes
(性差を超えた戦い)を映画化。

フィルマのmiyuさんほどではないけど、昔ちょっとだけテニススクールに通ってたので、前から注目してた映画。
単なる男子優位主義と戦う女子テニスプレーヤーの話なら、こんな素敵な映画にはならなかっただろう。そのテニスマッチに至るまでを丁寧に描き、ビリー・ジーン・キングの心の変化や、ボビー・リッグスがただ男子優位主義を掲げるのではなく、彼なりに悩み、このテニスマッチにかけたかがうまく表現されていて、嫌なやつから愛すべきキャラにいつしかなってたところが良かった。
「男女平等」というより「敬意を払うこと」テニス界だけでなく、今の私達にも通じるテーマを感じました。
エンドロールで実際の写真や彼女達のその後も流れたが、主演の二人はよくあそこまで似させてきたなと感心しました。

最後に終始彼女を影で応援し、支えた夫、結局は離婚したとのことですが、気持ちの変化は致し方ないですが、彼だったからこそ、彼女が強い意志を持って進めたと思うので、輝く彼女は素敵で思う道を進むのは大事なことたけど、彼の努力や心情を考えると複雑な気持ちになりました。
ゆうちゃん

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