ビューティフルディと聞くと私ある歌を口ずさんでしまいます。
でもそんな陽気でいられない。
予告でなんとなくわかってたよ。
きっとずっしりくるって…
元軍人の主人公ジョーは裏社会で人身売買などで行方不明になった少年少女の捜索などを請け負うスペシャリスト。
ある少女の捜索依頼を請け負い、助けたところから、物語が二転三転と進んでいく。
主演のホアキンの演技が凄すぎて、少女役の彼女の魂どこかに置いてきたような演技が凄すぎて、現実との境がわからなくなる
90分。どっぷりはまってしまった。これ以上長かったら私ぬけだせない。
ほとんど会話がなく進んでいくけど、主人公の抱える絶望、狂気、願望、苦悩、そして育ってきた環境、ありとあらゆるものが映像からヒシヒシと伝わってくる。
だから苦しくて。
それでも最後には一筋の光が見えるんです。
「今日はいい天気」と。
終わってからも、主人公達の行く末が気になり、救われたんかな、など色々考えてしまうぐらいあとを引き、なかなかレビュー書けなかったですが、それだけ強い印象の映画でした。