わたしの生み出した楽園も いつの間に現れた何者かの手によりあっという間に地獄へと姿を変える だけどさ 愛していた世界、ほんとに楽園だったのかな 最初から地獄だったんじゃない？それとも この堕ちてきた地獄が、ほんとは楽園なのかな
わたしがあって世界があるのか世界があってわたしがあるのか
どっちにしたって あなたとわたしだけなら ずっとずっとずっと幸福なのにな〜〜
なんで何かを欲しがったり 変わろうとしたりするんだろう
あなたとわたしと小さな世界で２人きり 何も欲することなく抱きしめあって生きて死ねたら よかったのにね
わたしの溢れんばかりの愛では 誰かのもたらす刺激的な添加物に敵いませんでしたか 健康を損ねるとしても 添加物を選ぶのですか
誰をも惹きつける神さま、悪魔にしか、怪物にしか見えないよ
神さまって救ってくれるわけじゃないんだよね だってそうだったとしたら わたしがこんなに苦しいわけがないんだから
我々の生きる世界はかくも醜悪なのか 虚無 もう壊さないでよ この家 簡単に生まれたわけじゃないよ 叫び声は愛じゃないよ
神さまって やっぱりいないんだね 信じて救われるなんて 嘘だよ
音の使い方が圧倒的 轟音と静寂と 見事でした 脚本も演出も 言ってしまえばワンシチュエーションで 短時間で 怒りと憎しみに満ちた美しい世界を描いてしまった 見事としか言いようがない
ただもうあまりに己の生きる世界の醜悪を見せつけられて吐きそうで 二度目は無いな しんどすぎるぜ
