「あなたのお父さんは本当のお父さんじゃありません。お父さんは私が結婚前、私が勤めていた会社の上司です。」
'95年某日。母は息子に壮絶な遺言書を残し この世を去った。
その息子の名は ラース・フォン・トリアー
本作の監督です。
子供時代に ヌーディストキャンプで過ごし、無神論者、飛行機恐怖症、鬱病、そしてカンヌ映画祭追放処分と。
トリアー監督の伝記映画作ったら絶対面白いと思う。
波瀾万丈。というか はちゃめちゃ。
本作。めちゃくちゃ面白い。大好きです。 でもかなり狂ってます。イっちゃってます。
これはトリアー監督自身の若き日に叶えられなかった願望なのか、夢なのか、
本作の主人公を自分自身に投影して製作していたのではと考えると背筋が寒くなる。
だがしかしこの監督。ただの変態おじさんではありません。決して。
カンヌ映画祭では パルムドール1回、大賞1回。そしてなんと言っても
ビョーク
キルスティン・ダンスト
シャルロット・ゲンズブール と
3人も彼の作品から最優秀女優賞を出している。
でも追放される。 どないやねん。
本作は本国デンマーク🇩🇰同様ノーカット版での上映。
当然 R18。
衝撃のシーンの数々があなたを待っています。
ご堪能あれ!
2019年6月21日 10:00〜
新宿バルト9 screen 2
💺137 席
客入り 40人居るか居ないか
「基本的に人生における全てが怖い。映画作りだけは別だけど。」
まだまだ ラース・フォン・トリアー監督の新作、期待できそう。