えーこ

ハウス・ジャック・ビルトのえーこのレビュー・感想・評価

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)
3.8
7年ぶりのカンヌ復帰!!
途中退出者続出!?賛否両論??
『ニンフォマニアック』でセックスについて語ったように、殺人をアートに見立てて?大いに語る。

「ジャックは僕の一部だ」と自身も言ってるように、
家とは建築家にとっての作品であり、
様々なタブーをテーマに映画を撮ってきたトリアーと殺人というタブーを素材に家を建てようとするジャックが重なる。

題名はマザーグースの積み上げ歌「The house that Jack built」から付けられていて、
ジャックは家を建てては壊し、
完璧主義者ゆえの苦悩は終わることはない。
流れるはボウイの「フェイム」
♪名声がおまえを犯罪に走らせる~

フリップ芸はボブ・ディラン?
♪風向きを知るのに予報官は要らない~
コラージュした映像にも音楽にもひとつひとつ意味があるんだろうけど、、
とてもじゃないけどわからないっ

"倫理が芸術を殺す"
倫理に縛られて、表現の自由がなくなれば、
芸術はつまらなくなる。
ポリコレなんてクソ食らえ!!
…なんて言うヤツは地獄へ落ちろ!!
ダンテの小舟に運ばれて、辿り着く先はもちろん…

♪ジャック出ていけ!戻ってくるな!
これはカンヌを追放されたトリアーの自虐映画??(笑)
えーこ

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