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赤毛のアンのtaruponのレビュー・感想・評価

赤毛のアン(2015年製作の映画)
3.5
公開時に、映画館で見ていて再鑑賞です。
10代の頃に村岡花子さん訳の原作に出会い、シリーズ全巻を何度読んだかわからないくらい大好きです。そして、最近松本侑子さんの注釈たっぷりの訳が文春から順次出されている(以前集英社から出されていたのは3までだったのを全巻全訳に挑戦なさるそう)のを読んでいるところで、気分が盛り上がりついでにもう一度見てみようと思った次第です。
プリンスエドワード島の風景、グリーンゲイブルスの様子(内装、調度品)などなどは、実際こんな感じだったんだなぁとイメージを強化してくれて、見ていてとっても楽しめる。こんな感じだったのかなと。
エラ・バレンティーンのアンは、十分有です。マシューは、結構しゃべるなという感じはあるものの良い感じ。マリラ、レイチェル・リンド夫人も私が漠然と抱いていた印象とは、多少違うもののこれはこれでアリ。
ただ、エピソードは引っ張ってきているもののかなり構成が違うストーリーをどう評価するかですよね。
最初に見た時は、見たという記憶はあるもののそれ以上の印象が全く私の中から抜け落ちているのもそのせいなんだろうな。いやいや、違いすぎるでしょってきっと思って風景の印象だけを自分の中に残していたんだと思う(笑)
今、改めて原作を丁寧に読み直していて、若い頃は完全にアンの話として読んでいたけれど、これはある意味マリラの話で、結婚せずすごく硬く生きてきたマリラがアンという少女を受け入れ家族となっていくことでマリラ自身が変化していくそういう話。
その文脈でみると、いろいろエピソードを切ったり貼ったり原作にない話を盛り込みながらこういう形で再編集しているのは、原作のエッセンスを受け取って再構成しているって言えるのかなとも今回見ながら思った次第です。

この後、劇場公開時は見なかった初恋と卒業も動画配信が始まったらとりあえず見てみるかな。(いろいろ、突っ込みたくはなるんだろうけれど)
そして、思わずミーガン・フォローズのものももう一度みてみるかと、安かったのでポチってしまいました。
さらに言えば、全く知らなかったけれど今回検索していてネトフリで「アンという名の少女」というカナダ制作のドラマ版をやっているのを発見し、ちょっと見る余裕ができたらネトフリ入ろうかと検討している次第です。