ヘビメタおやじ

最低。のヘビメタおやじのレビュー・感想・評価

最低。(2017年製作の映画)
3.0
1606本目。よくある、私の苦手な邦画スタイルかと思いました。日常をセンチメンタルにパッチワークして、雰囲気を出すやつ。しかし、このAVというテーマでは、生々しいものを伝えるにはセンチメンタルな演出が生きています。周辺の人達の思いや影響について想像したことがなかったです。それを表現するには、目隠しのドキュメンタリーでは伝わってこないでしょう。前半は成功していると思います。ところが、後半は物語の形にこだわって、不自然になってしまい、残念です。それぞれ、そこまで深く繋がらなくてもよいでしょうし、思わせ振りなラストもスッキリしません。