うにたべたい

元祖 電エースのうにたべたいのレビュー・感想・評価

元祖 電エース(2005年製作の映画)
4.4
河原実の代表作ともいえる、快楽を感じることで変身する特撮ヒーロー・電エース。
本作、元祖電エースはDVD媒体で発売された、電エースシリーズのオリジナル作品です。

本DVDの収録作品は、元祖電エース(2005シリーズ)の5話と、電エースのファーストシリーズ全5話、映像特典として、お蔵入りだった「電Aファイト」、2005シリーズのメイキング映像となっています。
1話辺り2分程度の超短編作品で、襲いくる怪獣に立ち向かうため、青年・電 一(でん はじめ)が、風呂上がりにビールを飲んだり美女に抱きついたりして気持ちよくなることで電エースに変身、怪獣と戦うストーリーです。
ただ、戦う相手は不良だったり、公園で宇宙人と戦ったり、温泉でオッパイ星人という名のグラビアギャルに襲われて絶体絶命の危機に陥ったり、ストーリーに骨子は無いに等しいです。
河原実ワールドが全開な作品で、好きな人は好きだと思います。
私は結構好きな方なのですが、共感してくれる方が少なく、普通におすすめしたいです。
電エース、面白いよ?

メイキングも収録されていますが、ほぼおっぱい星人のメイキングです。
ひたすらカメラの前でおっぱいを揺らすアクションをさせられるグラビアアイドルが映されます。
本作のクライマックスですね!
あと、電一の弟、電二郎のバラードが、元祖電エースの最終話のエンディングで収録されているのですが、歌詞が酷い。清々しいまでに酷いです。
全般的に非常にふざけた作品ですが、エンターテインメントとしてはそんじょそこらの大作より断然楽しめました。
良かった。というより、電エースは個人的に水が合っている感じがしました。