ドント

コンフィデンシャル/共助のドントのレビュー・感想・評価

コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)
-
北朝鮮の秘密工場から反乱軍人たちの手により精巧な偽ドル札の原版が盗まれた。逃亡した犯人らを追い青年刑事が韓国へ。彼の監視を任せられたコリアンヘッポコ刑事とのコンビが国境を越えた友情を育むバディアクション映画。
北=クール強イケメン/韓=泥臭い弱おじさんの凸凹コンビが割と狭い世界観で動き回り、おじさん家族とのふれ合いで北イケメンの心が融けていくとか、疑心暗鬼と衝突の後に侠気と友情が花咲くとか、そういうとてもわかりやすいエンタメで、南北の様々を挟みながらもとても軽く仕上がっている。
前半の驚異の追いかけっことトイレットペーパー無双がアクションの白眉。テンポもキレキレだし音楽も心地よい。後半は両方に花を持たせたかったのかワチャワチャ~っとしてしまいかなり座りがよくない。ヒョンビンとユ・ヘジン(本編中で「破壊的な顔」呼ばわりされるのが最高)は当て書きのようにピッタリだし、親玉ギソン(キム・ギュヒョク)の悪魔的な目の冷たさに痺れる。
ドント

ドント