MANA

移動都市/モータル・エンジンのMANAのレビュー・感想・評価

5.0
陸と空を駆ける

巨大移動都市となったロンドン。周囲の弱小都市を飲み込んでどんどん大きくなっていき、目指すは反移動都市の勢力が住む楯の壁の都市。少女と青年が出会い、都市同士の戦争が始まる。
どんなに時間が経とうと、弱肉強食の文明は消えない映画。


ええええええ!?!?!?!
なにこれ!!!!!!
ムッチャ面白いじゃんんんんんん!?!?!?!?!

もう叫んじゃいましたよ、ええ。
見たらわかる、好きなやつやん!(CV:宮○大輔)

設定オタク歓喜の面白設定祭りだし!?
え、何?!何?!どーーーなんの?!っていう(いつもの)ワクワクが、設定と映像によって増幅されて期待感爆発って感じで!

ストーリー自体はいい意味でひねりのない展開なんだけれども、設定が濃いだけに話はこのくらいサッパリしてていいなと。
有名じゃないお店に入ってかなり美味しいコースをリーズナブルにいただいちゃった感じの満足感。

ハウル好き、ラピュタ好き、メカ好き、設定好き………あ〜、あと付け足すなら…ターミネーター好き?(笑)みんないらっしゃい見てらっしゃい!


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設定オタクのぼやき:

⚠️以下ネタバレ含みます!⚠️


めっちゃよかった!!!
Filmarks☆3だけどもっと高くていいと思うんだけどな…!
確かに設定が濃い分、もっとあのシーン長くてもいいとかあると思うけど、個人的にはすごくまとまってたし、説明がなくてもわかりやすくて面白かった。
こういう映画ほど続編やらないのよね〜〜

移動都市の設定とビジュアルがマジで好き。「ハウルの動く城」くらいの規模感かと思ったらとんでもなかった。バカでかいガチ都市が動く、動く!
それもすごいスピードとメカ感。序盤から急に移動都市のカーチェイスで、謎も散りばめられ、なかなかよかった。

強いて言えば、何の前振りもなくポッと出てきて感のキャラが多かったことかなwww
博物館の部屋の人とか、青年が隠してたオールドテクをバラしたやつとか人間関係が少しわかりづらいのと、感情移入をする前に物語が展開してしまったので、ターミネーター野郎が出てきた時も「え、急にどなた?」と思う感じが強かったwww

ターミネーター野郎何なのwwwww
超押し売りサイコ野郎じゃんwwwww
こいつの過去とかもう少し知りたかったな。

移動都市にも様々な形や種類があるのがワクワクした。
家やムカデみたいな小型、ロンドンのような要塞、そして空中都市。
空中都市は見てる分にはいいけど確かに燃えたらあっという間に墜落するよねwwww絶対長居したくないわwwwww

ファイナルファンタジー12感があってとっても私好みの映画だった。
みんなに見てほしい!

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原作が小説っぽい。
きっと本の方が各キャラを深掘りしてるんだろうなぁ。
でもこういう作品が映像化されていくのは楽しい。映像でしか語れない良さもやっぱりあるだろうから。

わたしはもう少しこじんまりとした移動都市に住みたいかな。正直移動するたびに地面揺れるのきつい。吐いちゃう。
そのうち空を駆けるかもしれないけどパイロット無理だし飛行機も揺れるから、空もきついな……
MANA

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