めっっっっちゃ期待はずれでした！
"移動型都市"、"都市が都市を喰う"とか言われたらそりゃ胸踊りますよ。もうストレートに大大大好きな題材。こんな題材なら、巨大都市同士がぶつかり合って車や電車がポンポン飛び交って、ビルとか橋とか道路とかがガチャガチャ絡み合ってドカーンみたいな感じの描写を入れる義務があると思います。でもこの映画はそれをやってくれないのです。おかしいでしょ。もう男女の恋の行方とか主人公の親の敵討ちとかそんな湿っぽい設定は不要です！本当に邪魔。これは先日観た『キラー・メイズ』同様、題材は100点なのに内容で200点マイナスになっちゃう現象が起こっちゃってます。
冒頭はちょっとだけワクワクしました。人で賑わう市場がガチャガチャっとトランスフォームしていくとこは良かった。あと、フレーズどおり"都市が都市を喰う"ところを描いてて、しかも都市が都市を喰ってる最中に人が中で追いかけっこするところも楽しかった。…合わせて15分ぐらいですかね。それ以外はマジで苦痛苦痛苦痛。突っ込みどころ満載。特に固定ロープのくだりはマジで緊張感に欠けるしイライラしました。
こんな良い題材をここまでつまんないものにしてしまうとは恐れ入った。これは是非ともマイケル・ベイに映画化してもらいたい！！頼みます！
