狭須があこ

孤狼の血の狭須があこのレビュー・感想・評価

孤狼の血(2018年製作の映画)
3.3
話題になってたし評判いいので見たんですが、あ、あ、あー。
私アウトレイジも嫌いだった。

仁義の話は好きなんだけど、面子の話が嫌いなんよね
若者のために身をひいて手打ちのできない大人、ごめんなさいが言えなくなってやることだけが過激になった大人たちを見て、あ、ふーん…って冷めていく。
ヤクザたち、全員ダサい。

大上さんが命がけで頑張ってるのはわかったが、戦ってるのが頑固ジジイの意地張り大喧嘩ワールドなので終始「くだらねぇなぁ…」の気持ちから出ることができませんでした。

清濁問わずヤクザの闇を駆け抜けた警察…というより、
まぁ見てる限りもう行動はヤクザだし、そんなんしてたらそこに行き着くでしょうね
…という

リカコかばうのが「市民を守る」の美談になってるのが一番わからんのよ、
ほとんど身内相手に警察って肩書きを利用しただけなんやが…
警察とヤクザの中間管理職にしか見えんコイツは、実際このやり方で、他にどう一般市民を守ってるんか教えてくれ

これを見て育った若手も、何を目指すつもりなんかよくわからなかった
きみ、彼にそんな、何かしてもらった?

警察って何をしてもええんじゃのう。
オチが嫌いです私は

あの生き方の後継者が生まれてくるの、私はダサく感じてしまいました。
ヤクザ警察のお前が普通にカッコいいくらいなら、ヤクザがカッコいい方がまだ、マシだ
狭須があこ

狭須があこ