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ソウルメイト/七月と安生のTMのレビュー・感想・評価

ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)
4.7
中国にこんなにも素晴らしい女優さんがいたなんて、、!
ここ数年でぶっちぎりに魅了されました。

この物語では15-27歳までの自由を求めて奔走する女性を演じていますが、
変幻自在は当たり前。
豊かな表情や歩き方、走り方すら年齢に合わせて演じ分けていて、
言語とか関係なく、
全てがすんなりと頭に入ってくる心地よさがありました。
ストーリーも大人の女性向けな恋愛要素が強いのかと思いきや、
タイトルの通り、親友との魂の繋がりを描いた素晴らしい物語でした。
伏線もしっかり回収される綺麗な脚本です。若干都合良い設定はありますが、、それを咎めるのはエンタメとしてはナンセンスかなと思うので良いのかと!

とにかくチョウ・ドンユイ、
彼女の演技を楽しみにこの映画を観ても絶対に損はない、素晴らしい映画です。
他の役者さんも上手ですよ、ただ圧倒的にチョウ・ドンユイ。

また、撮影も結構印象的で。(とても綺麗)人物の捉え方や風景のショットが魅力的。とくに中国や田舎道が素晴らしく魅力的。

ちなみに撮影監督は2名。
そのうち、フィッシャー・ユイさんというカメラマンがおそらくエモくて僕の好みなんだと思います。

監督の別作品、アカデミー賞でも話題になった少年の君も、この撮影監督が入っているとか。

他作品も早く観たいな。
ほんとに素晴らしくて引き込まれてしまいました。しぇーしぇー。
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