この映画のハイライトはラスト30分。
度肝抜かれる体験でした！
音も効果的なのでIMAXがおすすめ。
(YouTubeでメイキングを見るとその凄まじさとトムクルーズの尊さに驚かされる。)
トム自らスタントをこなす大迫力のスタントはもちろん、
不可能を可能にする男イーサン対AIというシリーズ集大成とも言える好カード。
鑑賞後の満足感はかなり高いんじゃないかと思います！
・ストーリー
ツッコミどころ満載。おじさんチック。
90sの楽しかったハリウッドを思い出せてくれる。
現代の映画の鋭さからすると物足りなさは否めない。
でもラスト凄いので全く負けてない。
序盤はAIの見えない恐怖を描く事で結構説明的。
その分シリーズの定番を挨拶がわりに…という感じ。
難しい設定をなんとか離脱させないような工夫が凝らされてる。
中盤になると正直すこし怠い。
(改めてノーラン映画が持つ圧倒的なリアリティってすごいなと思う。)
問題の解決方や小ネタがちょいダサ。
イーサンと女たちの話は時代錯誤なお決まり。カメラワークなど愛に溢れてたがそもそも古い。
(007はダンディズムによって、古き良きいい男のロマンスがハマっててアリなのも凄いなと思う。イーサンはいつまでも子どもだからな〜)
しかしながら、これらの時代遅れ感を逆手にとって楽しんだ方がいい。
ツッコミ待ちにすら見える。
これもトムが放つ面白かったハリウッドの空気に触れられたと思うと尊くて面白い。
そしてラスト。とにかく引き込まれて、ツッコミどころもピークになって、、！
トムってやっぱスターだな〜と魅せられる。
結果、終わりよければすべてよし。
と言うことで、今回もまたまんまとやられた感じです。
辛辣なことも書きましたが、
きっとビデオスルーでいいやと思ってる人が気にするのはそんなつまらない要素だと思うので(僕もそうだったけど、メイキング観て鳥肌立って劇場に行った)
毛嫌いしないでポップコーン片手に楽しむべきなのかなと。
映像体験は最新そのものですしね！
パート2が早く観たい！
