宇宙と聞いてSFを連想するが、CGなしのフィルム撮影で超特撮映画。
「セッション」「ララランド」とアカデミー賞常連のデミアン・チャゼル監督がライアン・ゴズリングとタッグを組んだ期待作です。
リアリティを追求した今作は、商業映画過去二作と比較できるものではなくチャゼル監督の新しい方向性を感じる映画として楽しめました。
宇宙でのシーンは当時の音源を使ったり、月面着陸のシーンもまるで宇宙にいるかのような緊迫した臨場感を映画館で感じられました。
しかし、物語自体が伝記なのもあっていまいち話にメリハリがなかったり全体として飽きずに見れる作品とはなりませんでした。
ただ宇宙に対して想像という枠組みを超え、映像でここまで人々にリアリティのある宇宙を体験させてくれる所は非常に価値のある映画であると感じました。
好きなシーン
妻と音楽に合わせて踊ってるシーンから近所の奥さんと子供がダンスしてるところに移るシーン