ToshiyaYokota

ファースト・マンのToshiyaYokotaのネタバレレビュー・内容・結末

ファースト・マン(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

○デイミアン・チャゼル3作目。全2作とも主人公と相対する登場人物が二人の世界に入ってしまう感があったが、今作は主人公が宇宙と世界に入ってしまう印象。だが、今作は最後に妻とのワンシーンを挿入することで前作までの主人公たちだけの世界から少し進んだ気がする。

○割と主人公が何を考えているか分からない、映画的に宙に浮いたような時間が続くため退屈に感じる人も多いのだろうか、本国アメリカでは前作「ラ・ラ・ランド」の1/3程度の興収に。私も日曜日のレイトショーで鑑賞したが、かなり寂しい客入りだった。

○近年のSF映画における宇宙表現で目新しさはないが、冒頭のシーンは一気に映画内に引き込まれた。その後は主人公視点になるとやたらとカメラが揺れたり、登場人物の顔のドアップが頻繁に挿入されたりと画的に引っかかる部分はあった。
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