原作読んだのは三年前くらいだったので話の流れ忘れかけてると思ってたけど、意外と観てみると原作と細かいとこの違いは発見できた！
原作よりヒロインのイタさが5割増しくらいだけど、映像にするならこれくらい誇張してていいんじゃないでしょうか。途中、その演出はどうかなって思うとこもあったけど、笑える小ネタをたくさん振りまいて進むから上映中でも笑い声がたくさん聞こえて来たし、少しマニアックすぎるネタでも映画自体のテンポが良いので、わからなくても気にならないと思う。
松岡茉優が主演だと知った時、原作のイメージとあまりマッチしてないんじゃないかって思ってたし、映画と原作のヒロインの細かいとこの性格や感情の動きの違いは彼女が演じやすいように変えたんじゃないかなぁと邪推。
でももちろんその分、彼女の演技の良さも魅力も充分に観れるのでファンなら観て損はしないと思います。
この作品も含め、最近の映画は良くも悪くもだけどスマホとSNSの取り入れ方が大きいと思う。感情移入の面を考えれば仕方ないのかもしれないけど、どうしても人の感情の吐露に毒っ気が増して来てるような気がするなぁ…
20171230
