伊達巻

逆光の頃の伊達巻のレビュー・感想・評価

逆光の頃(2017年製作の映画)
4.3
た、たまらんなぁ…。京都の街並みの綺麗さ以上に葵わかなの魅力が抜群。彼女が出てきてから急激に面白くなった。「見えんところに命を削らなあかんのや」ってカックイイお父様がゆってたけど、そんなかんじの映画。見えんところに全てを感じる。例えば、たまたまの静電気はそれが可視化したようなもんだと思う。さりげなく完璧な構図もとても心地が良い。のほほんとした平和に訪れるウザ男もなんか憎めないし、ちゃんと映画のキャラクターになっててなんだかんだで好印象。60分の短尺だからこそ良さが際立つ傑作。
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