少女時代、ポリーナは両親の期待に応えるために踊っていた。それが苦しくなり、またコンテンポラリーダンスに魅了されたこともありフランスに渡る。しかし自分自身のモチベーションで踊っていないので、先生からあなたの踊りは美しいだけで何も感じない、と言われてしまう。ポリーナはどのように踊ったらいいのかわからなくなって苦悩する。
苦しみながら行ったベルギーで、彼女は生活を一からやり直す。バーで働き生活費を得て、偶然出会った仲間とダンスをするようになり、少しずつ自分を取り戻していく……
自分を表現するとはどういうことなのか、創造とはどういうことなのかという問題が、素晴らしいダンスシーンを通して投げかけられている。