テーマがドストライクすぎて、俺が脚本書いたのかとおもた。
ひとは、なぜひとを殺してはいけないのか。
和製ダークナイトもかくやな、性善説に基づいた、自分なりのドンピシャな答え合わせができて、通常であれば大興奮するとこなのでありますが。
なんでこんな退屈なんだろう。
展開が悪いのかメリハリがないのか。普段はあんまり気にはならないとこなのですが、これたぶんのんだくれてたら眠まって眠まってしかたなかったと思います。
あと個人的に、作中で使われるフレーズがどうにもしっくりこないというか…
「邪」とか、わざわざ造語? で語る必要あったか、と思うし、「幸福は閉鎖」とかも言いたいことはわかるしはげどうなんけど初見(初聴?)だとほぼほぼピンとこない。音だけで聞いても最初なにゆってんだかわかんなかったですし。(さすがにわからんとおもたのか直後テレビ画面に犯行声明を映すという手法で対処されてたっぽいですが)
うまく言おうとして、絶妙にズレてるこの感覚。
各々の台詞回しにもそのズレはあったような気がして、最後まで乗り切れませんでした。
テーマがテーマだけに。ドストライクもドストライクなだけに、惜しいというか。いやもう惜しいんだけども。どうしてこうなった。
新木優子は相変わらず顔面がドストライクでマドンナポジで最強無敵なんですが、成長してあの顔面になるか、という配役で←やめろお前
ラストシーンも惜しいといえば惜しくって、正直もっと簡潔なほうが好みなんですが、ふたりの演技も相まってなんだかんだ泣かされてしまいました。
エンドロールは、しょっぱなの一小節聞くだけでUruだとわかってしまうとこがすごい。
香織の心情を切々とうたったよい曲ですね。相変わらずちゃんと作品に沿った歌詞を描かれるところがステキです。俺もしかしたらUru好きかもしれんです。