くるみ

アナと雪の女王2のくるみのネタバレレビュー・内容・結末

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

日曜日の午後に観に行ったら、一番大きなスクリーンで結構満席だった。
当たり前っちゃ当たり前だけど、親子連れが多め。
でも今回の続編では前作のように子どもたちが気軽に口ずさめるような歌はあまりなく、内容もやや複雑。
ストーリーを理解できる子はどのくらいいるのかなと少し気になってしまった。
まぁ、アナとエルサが出ていて、オラフが可愛かったらそれだけでいいのかもしれない。

本作のエンディング曲にもなっており、松たか子が圧倒的歌唱力で歌い上げる「イントゥ・ジ・アンノウン」はわりと序盤で登場。
これで妖精を呼び起こしてしまうわけだけど、いやいや、夜中にそんな大声で歌ったら妖精どころか国民もみんな起きちゃうよと心配になる。
エルサは少しも寒くないからいいのだろうけど、常にかなり薄着なのも気になる。

クリストフの歌はなんだかトレンディドラマみたいなカラオケのモニター映像みたいな印象で、無駄に長くて笑ってしまった。
バックコーラスのトナカイたちのナニコレ感も最高。
子どもたちに全然ウケてないのも面白かった。

今回不祥事で降板した俳優さんの代わりにオラフの声を担当した声優さんがものすごく上手でビックリした。
さぞやプレッシャーも大きかっただろうに、もとのオラフの声の印象を崩さず、その上で伸び伸び演じている様子が素晴らしかった。

全体的に面白かったし決して悪くはなかったけれど「ああ、そういう結末ね」と思ってしまった。
ガッカリはしてないし理解もできるけど、うーん、なんだろう。
姉妹が離れて暮らす必要あります?
エルサ、そんな格好でそこの原住民みたいな人たちと同じ生活を送ってるの?
アナにはクリストフもスヴェンも国民たちもいるのに、オラフすらエルサの元には残らないの?
ヤモリと馬の友達ができたし、すぐに会える距離みたいだから大丈夫なのかな。
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