PANDADA

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦のPANDADAのレビュー・感想・評価

4.0
「機動戦士ガンダム」の前日譚に当たる「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の第5話。

宇宙世紀0079年1月3日。
かねてより独立を画策していたジオン公国は、ついに地球連邦政府に対し宣戦を布告した。
電撃的に巡航艦隊を撃破し、月のグラナダを占拠したジオン軍は、対ジオン派であるサイド2の8バンチコロニー「アイランド・イフィッシユ」に毒ガス攻撃をかけたのち、コロニー自体を強大な弾頭として、南米にある地球連邦軍本部ジャブローに叩きつける事とした。
世に言う「ブリティッシュ作戦」である。しかし、落下したコロニーは大気圏で分断され、作戦は失敗。
挽回を期したジオンはサイド5ルウムに進撃。連邦軍もこれを迎え撃つ構えをとる。
「ルウム会戦」が今、始まる、、、と言うお話。

原作である漫画版にかなり準拠してますが、安彦良和総監督によるものとはいえ、富野由悠季監督作とはやや趣を異にします。

特にシャアのセリフが何か違和感を伴うんですよね。富野監督作では言わないようなセリフが溢れてます。

そして、アムロが親父以外にぶたれるシーンもあるし(笑)。。。

本シリーズではかなり良い役所のタチですが、原作だとハモンの配下のザクパイロットとして、登場してすぐに撃破されるので、かなり印象が薄いのに。。。

まあ、それでも十分に面白いですよ。

ちょろっとした泣けるストーリーとか、ハモンの唄とか、なかなか良し。

セイラの描き方も良いですね。本作が一番シャアに似た部分(性格と外見)を描いてます。
外見もかなりシャアに似てきました。

ルウムに集結した両軍。艦隊砲撃戦が始まり、連邦軍の背後からモビルスーツ部隊が展開され、さあ、これから!!って時に終わります(笑)。
一番良いところで、引っ張られてしまいかなり残念。

そして、本シリーズは冒頭に毎回それまでのあらすじ紹介がある親切設計ですが、個人的にはそれがややくどいと思っちゃったりもします。

でも、やっぱり次作が楽しみです(笑)。
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