ファンからするとこれはフィクションであって事実と違うとこがいっぱいらしいし、批評家ウケがとても悪いらしいけど、クイーンの魅力を感じる上ではものすごいいい映画で、動員数とか観客の満足度の高さがそれを物語っているんじゃないかな。
たしかに掘り下げの足りない面とか、主演のラミマレックも役者としては好きだけど優しくて繊細な面に偏りすぎて最後までフレディに見えなかった(個人の感想)と思う面もあったけど、人生のどんな苦悩も歌に反映させつつ、極上のエンターテイメントとして昇華させて「こんなのロックじゃないっしょ」っていう批評家の声をものともしなかったクリエーターとしての素晴らしさは十分伝わる。2時間の大画面IMAX用映画としてこれこそ相応しいんじゃないかと。たくさんの人に見てもらいたい!!
自分感動してもそんなに泣かない人間なんだけどこれは泣いた。