ざきこー

X-MEN:ダーク・フェニックスのざきこーのレビュー・感想・評価

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)
3.4
<X-MENシリーズ集大成はジーン無双!>
またまたFilmarksさんのおかげで一足先に鑑賞させていただきました!

2000年から始まったX-MENシリーズの最後を飾るのは
コミックスでも伝説的な人気を誇るダークフェニックスサーガ。

これまでの作中にもフェニックスサーガの断片的な要素が
含まれてましたが、今回はタイトルのとおり物語の主軸として
描かれてます。

宇宙でのミッションから帰還する際に太陽フレアにさらされ、
能力が限界まで強化されるだけでなく、感情の制御がつかなくなってしまい、
自身の隠れた人格が目覚める、ソフィー・ターナー演じるジーンを中心に
物語は展開されていきます。

さて鑑賞を終えた感想ですが、すごく個人的な意見としては
これで最後なの??というのが率直な感想です。

フューチャーパストで未来が改変され、新たな歴史を刻んできたのが
直近の作品ですが、最後にちょっとでも「過去の未来」に繋がってほしかったなぁなんて。。

制作側の意図として原作の再現を重んじていたのだと思うと、
シリーズとしての集大成という期待を込めて観てしまった自分も良くなかったのかもしれませんが、、、

だからこそ余計に、チャールズの心境の変化というかキャラクターが
思っていたのと違ったというか、想像以上に成熟されていないのが
とても気になってしまいました。

ジェームズ・マカヴォイのチャールズとマイケル・ファスベンダーのマグニートの
コンビが好きだっただけに、余計二人の気持ちのブレようが目につきました。
でもかっこよかったな、二人とも・・・笑

とはいえ、良かった点もたくさんありました。
何と言ってもハンス・ジマー復活ですね。
ダークフェニックスサーガの鬼気迫るイメージをとてもうまく表現している
迫力のある音声に痺れました。

あとは迫力あるアクション。
アクションというか能力バトルなので肉弾戦というわけではないですが、
マグニートの圧倒的なパワー、ストームのチート的気象攻撃、
これを見ないとX-MENが始まらないと言わんばかりのサイクロプスのビーム、
そして何と言ってもみんな大好きクイック・シルバー笑

まぁそんなX-MENを擁しても、今回はジーンの無双っぷりがすごいですね笑
アベンジャーズでも勝てないんじゃないかな笑

という感じであまりまとまりの良くないレビューになってしまいましたが、
アベンジャーズに続いてまた1つの時代に立ち会えてよかったなと思いました!
今後始まるであろう新X-MENシリーズにも期待!
ざきこー

ざきこー