MISSATTO

ゴールデン・リバーのMISSATTOのレビュー・感想・評価

ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)
3.8
見ただけで満足しちゃって、何にも感想書いてなかったと気付いたのが鑑賞日から2週間(初日鑑賞しました)
キャスティングが決まった時からいつ見れるんだ!?と首を長く長くしてようやく見れた「シスターズ・ブラザーズ」
想像以上に面白くて、4人が4人とも他のどの役者でも成り立たないと思わせるほど魅力的でした。

ジェイクが出てますからね、もちろん面白いですよ(もはや何の疑いもなく断言)
だけど、これは面白いどころの映画ではない。
初めて見るタイプの西部劇。大嫌いだった西部劇というジャンルのイメージを変えたのが「マグニフィセント・セブン」なら、「シスターズ・ブラザーズ」は西部劇が全てこうであるならばこのジャンルが大好きになるだろうと思わせる映画でした。

主役は間違いなくシスターズ兄弟。最初は兄に寄る気持ちがどんどん弟の本当の姿が見えてきて愛おしくなってくる。最後胸が締め付けられるほどの幸福感を感じたのは自分ながらすごく意外だった。

そこに絡むジェイクとリズ。ある意味「ナイトクローラー」の二人と逆の役回り。不思議とリズの方が狂気性が増すと艶気も増す…すごい役者だな。それに魅了されるジェイクの変化もまた驚くほどに切なく愛おしい。

ああ、もう本当すごい映画だ。すごい役者たちだ。
MISSATTO

MISSATTO