覚えのある孤独感が描かれていた。
他の人が当たり前にしているように誰かを愛せれば良いのに、とか、愛されたい、とか、それでも一人でいたい、とか……
子どもとして、理解者であって欲しいと願ってしまう親との>>続きを読む
見てる間、何度も片頭痛がした。吐き気を覚えた。
メインのエンドクレジット、キリアンマーフィーの文字を見るまでが限界だった。映画館を飛び出して、電車に乗って帰る間も、しばらく両手の震えが止まらなかった。>>続きを読む
ん〜〜惜しい！というのが率直な感想。
面白くないわけではないし、映像演出の一貫性もあったので、及第点はつけられる。
主軸となるのが、私が好きな、社会に上手く適応できない人間が突然コントロールできないほ>>続きを読む
エンドクレジットが出てきた途端、『お見事』と溜息が出ちゃいました。
脚本/映像/演出/演技/音がズレなく合わさって、あらゆるタイプの人間を描き出す映画らしい映画だった。
弁護士なども含めて当事者全て>>続きを読む
個人的に「ミッドサマー」はラスト〜鑑賞後に爽快感すら感じられた、と言う意味ではホラーとしては大衆性があって軽かったんだと思う。
今回のはもう永遠怖かった。
何度も席立とうと思った…
そうかも…そうか>>続きを読む
試写会で先行鑑賞。
これは…英国人映画監督ガイリッチーと米国の名俳優ジェイクジレンホールによる、米軍（というか米国や西側諸国政治）に対する盛大で大真面目な皮肉映画なんだと思う。
このストーリーをただの>>続きを読む
「アイ・トーニャ」のギレスピー監督×主演ポールダノで、あのゲームストップ株騒動を描くという予告編を見ただけで、これ絶対面白いやつだと思って見てきた。
結果、面白かった！
視点をどう置くかで、見え方がこ>>続きを読む
思春期の頃にこういう映画が見たかった!!!!!
と映画館を出たので、まさかこれがR18＋の映画だとは思わなかった……年齢制限を気にせずに映画作品を選ぶようになって久しいから、鑑賞後に知って年齢制限の設>>続きを読む
俳優チョン・ウソン初長編映画監督作品。
カーアクションと、組織の2番手なのに理不尽なほどにスヒョク（チョンウソン）に嫉妬して排除しようとする弟分カンを演じた俳優キム・ジュンハンを存分に見れるのが、見ど>>続きを読む
極限状態に置かれた普通の人たちを描いた、本当によく出来た映画だった。
映画見ている間ずっと「あ、これ知ってる」「これ最近見たことある」と言う、すごく不思議な感覚があった。
この作品で描かれてることは、>>続きを読む
「サントメール」がよかったので、U-Nextに契約してる間に鑑賞。
何か大きな問題を起こすでもなく、特別警戒されるわけでもなく、だけど社会の周縁で暮らす、どこにでもいて当たり前すぎてわざわざ描かれてこ>>続きを読む
2023年映画館での鑑賞作品ラストの1本となりました。
マッチョで不穏で不信感に満ちた不安定な西部開拓時代にも、当然いただろう、他の男よりも力も気も弱い男たちの出会いと、素朴な夢と友情と、そして身の>>続きを読む
予告見て想像したよりずっと面白かった。
後半に向けてアクションが増えていくのも、その中心にいた二人の格好良さもワクワクした。
（反目してるのも含めて）バディ要素もあるので楽しめない訳がないｗ
映像作>>続きを読む
普通に面白かったー😆良い組み合わせの3人だった。
グース(s) 活躍シーンはどれも思わず笑ってしまった。やっぱり地球の猫の姿してるのは大正解だと思う(笑)
作品としては、破茶滅茶科学とスーパーパワーと>>続きを読む
下手なサスペンスやスリラー演出はなく、淡々とした緊張感が続く『男性優位社会にとって”良い被害者”ではない女』の話。
実話ベースで、現実そうなっていることを知るにつけ衝撃は強い。
原題はLa Sandi>>続きを読む
125分一気に最後まで緊張感を抱えたまま見切った。
しっかりエンタメ映画。歴史ものではない。
エンドクレジットを眺めて最初に思い浮かんだ感想は「上手いな…」だった。
誰が味方か敵かの話ではない。
犯>>続きを読む
バービーやリカちゃんなどの人形遊びはしたけど、特に思い入れがなく、基本的にピンクが好きではない私だけど、予告映像を見た時の直感から、割と楽しみにして、公開初日朝1で見に行った。
どの登場人物(人形)も>>続きを読む
冒頭の講義シーンで一気に胸が高まる。
ナチスに加担したとされたフランス人女性たちが、戦後直後、市民に私刑で髪を短く切られる映像と共に、作家マルグリット・デュラスの「Hiroshima, mon amo>>続きを読む
今の与党政治（自民党、大阪/関西圏なら維新）に決定的に欠けているものが何か、その欠けているものが民主主義社会を形成するのに如何に大事であるかがわかる映画だった。
1人のフランスの政治家の伝記映画と思わ>>続きを読む
チャドウィックのティチャラ追悼とブラックパンサー引継ぎを描いたんだね、と言う以外に意味を見出せない…特にオチにガッカリ。
継承に結局血筋が大切にされるのか…ワカンダの王族システム変わらないのか…と。>>続きを読む
すごい映画だった。すごい……としか今言葉が出ない…。
今こそ見るべき映画。
見たのは、ダニエル・ブリュールが出演しているから。好きな俳優でも出てなければ戦争映画は基本見ないことにしてる。なぜならどん>>続きを読む
東京フィルメックスで鑑賞。
作品としても面白かったうえに、想定外で興味深かったのは、韓国映画を見るよりも、韓国社会と日本社会の感覚の近さを鑑賞者の反応から如実に感じることができた作品だったことだ。>>続きを読む
東京フィルメックスで鑑賞。
職業高校生の実習による労働力搾取の社会構造から起きた2016年の実際の事件が元になった話。
映画は二部構成。
前半は当事者の高校生ソヒ(キムシウン)が主人公。主人公だけで>>続きを読む
フランス映画ではよくあることだけど、子どもを(そして大人も)1人の人間として描く作品で良作。
映像もどこまでも美しくて、最高のリアルファンタジー映画。
後悔や孤独や死の捉え方は、人生経験や小説や映画>>続きを読む
東京フィルメックスで鑑賞。
パナヒ監督が本人役で出ている自己言及的作品で、いつものように淡々と、時には穏やかだったり監督の口からも冗談が溢れたりしながら進む。
だけど確実にイラン人の深層心理に聳え立つ>>続きを読む
だから何？という映画。
史実に基づいているというけど、正直どこまでかは分からないくらいに戦場やテト攻勢後のサイゴンの様子は軽く綺麗な描き方。
戦争のど真ん中に行ってしか想像力が働かない主人公の成長で感>>続きを読む
予告でホラー要素があるかと思ったけど全然なかった。不穏だけどｗ
サスペンスでもスリラーでもない…敢えてジャンルするなら…なんだろう…ネイチャーヒューマンドラマ？(なにそれ
幸せの在り方、それを享受す>>続きを読む
久々に、こういうのが見たかった！って両拳を天に突き上げた映画だった。
前の感想から何本も新旧作品を映画館でも配信でも見てきたけど、久々に感想書きたくなったので記録に残す。
囚人たちがおかした犯罪や>>続きを読む
会場が明るくなった時、客席がほぼ男性だった。
だから、これはエドガーライトが男性に向けたホラーなのだと…私は思いたい。
映画好きとして見に行ったことを後悔はしてないけど、でも、女という性別に生まれたこ>>続きを読む
”映画”ジャンルで勝手に自動録画がされたのを見ました。
ほとんど、…いや、そこそこ酔っ払った状態で。（チャコリボトル1本750mlを1人で呑んだ）
「水曜どうでしょう」の大泉洋が大好きで、俳優としての>>続きを読む
DUNEは原作も未読、過去の映画も未鑑賞。
設定がまったく分からなくても、すぐに、描かれてる舞台が未来や宇宙でも題材は中世と変わらないとわかった。
事前に知っておいた方が良いことがあるとしたら、それく>>続きを読む
この映画を称賛する気には私はなれない。
当たり前に描かれるべきことを描いただけ。
それを丁寧に見せられて、残ったのは吐き気だけ。
これを見た人の意識が変わるのなら意味はあるのかもしれない…と思って平>>続きを読む
「最後の決闘裁判」と立て続けに見たから余計に分かる。
原田監督は『女に酷い扱いをする男』の描き方を学んだ方が良い。
ぶっちゃけ、原田監督は女を人間と思ってないのでは、と思わざるをえない。
絶対に芹沢鴨>>続きを読む
生活圏内だと上映終了間近の状態だった時に、ようやく見たのに、面白くて、四肢投げ出すほど大満足で、記録も残してなかった（笑）
購入が出来るようになったら買いたいなって思ってるほど。
ヒーロー映画とはなん>>続きを読む
いい。マッツはもちろん良いんだけど、生徒たちも含めてみんないい。
一貫して飲酒そのものの良し悪しを問わず、人間を描いてる。
とは言え、やっぱり酒に飲まれた人間が暴れたり大声出したり周囲に不安を覚えさ>>続きを読む
公開早々に見たのに、見たことで大満足してしまって、細かい感想が吹っ飛んでしまった。
色々ツッコミどころはあるけど（それは毎回だしｗ）、ボンドがダニエル・クレイグになったことで、初めて007を毎作見る気>>続きを読む
