このレビューはネタバレを含みます
ABBAの歌で綴る二時間。
前作に続いて楽しいミュージカルに仕上がっています。
また、あの美しい島の風景にも再会できます。
本作は前作の続編としての位置付けですので、前作未見の方は是非復習された上でご覧下さい。
ドナ(メリル・ストリープ)が亡くなって一年後。
ソフィー(アマンダ・セイフライド)は、”ホテル・ヴィラ・ドナ”の改装オープンのパーティー準備に追われていた。
ソフィーのホテル改装オープンに向けたお話と、
ドナ(リリー・ジェームズ)が大学卒業後に旅に出てソフィーの三人のパパ候補たちと出会い、島を訪れて紆余曲折を経ながらソフィーを授かるまでのお話が交互に進んでいきます。
ドナの昔話は、前作の前日譚に相当する内容になっていて、その真相が明かされる部分は興味深く見れます。
そしてドナとソフィーの経験が重なっていくようなストーリー構成が、二人の感情が繋がって心を通わせているように感じられてきます。
脚本が良く考えられていて、現在と過去の話しの繋げ方も上手い。
前作同様に三人のパパは楽しい。年をとってもいい感じ。
若かりし頃の三人とおじさんとなった三人の対比も面白い!
サム(ピアース・ブロスナン)、
ビル(ステラン・スカルスガルド)、
ハリー(コリン・ファース)、
の三人のパパとソフィーの関係は微笑ましい。
ドナの親友の凸凹コンビも、安定のお笑い担当(笑)
(以下、ネタバレ)
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パーティーには、ソフィーのおばあちゃんルビー(シェール)もヘリで駆けつけて「フェルナンド」を熱唱。選曲の理由は映画を見ると分かります。
さらに、ラストにはあの人が登場!
エンドロールは、「スーパー・トゥルーパー」で役者さん総出での歌と踊り!これも楽しかった♪