マーベルシリーズに登場するスパイダーマンの宿敵ヴェノムを主人公に据えたアクション映画。
地球外生命体を利用して人体実験を繰り返す悪徳企業。そこに潜入調査をしたジャーナリストが寄生されて、ヴェノムとして行動する事になる。その一方でもう一体の生命体ライオットがヴェノムに接近し、壮絶な戦いを繰り広げるという結構シンプルな物語。
そして作品自体も結構ストレートに楽しめました。ヴェノムのキャラも良いし、アクションもとにかくド派手。「ブリット」もビックリのサンフランシスコの坂道を生かしたカーチェイスに、終盤のヴェノムとライオットのバトルは予算メチャクチャかけてるのが分かるくらいの大規模アクション。
劇場での鑑賞前提の迫力で、マーベルシリーズを知ってる知らない関係なく、本作単体でも十二分に楽しめる仕上がりになっています。
トム・ハーディの本人も楽しんでそうな演技も良かったし、この手の映画の出演は珍しいミシェル・ウィリアムズのミニスカ姿も大変キュートでした。
登場人物も多すぎず、ややこしい話も無いので純粋にエンタメとして見れる作品。続編も今年公開。次回はエンディングにも出てきたウディ・ハレルソンがどんな味を見せてくれるか楽しみにしたいと思います。
