エイデン

ヴェノムのエイデンのレビュー・感想・評価

ヴェノム(2018年製作の映画)
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記者として成功を収めるエディ・ブロックは結婚間近の恋人アン・ウェイングと順風満帆な日々を過ごしていた
ある日 上司に呼び出されたエディは、新薬製造と宇宙開発で知られる“ライフ財団”の代表カールトン・ドレイクの独占取材を命じられる
ライフ財団にとってはシャトルの墜落事故の汚名返上を狙ったものだったが、エディはまたとない機会を簡単に終わらせるつもりはなかった
その夜エディは偶然、弁護士でありライフ財団の弁護を引き受けているアンのパソコンに、ライフ財団の機密書類が届いていたのを見つける
そこには、ホームレスを使った人体実験の疑いについて記されていたのだった
正義感に駆られたエディは取材当日、周囲が止めるのも聞かずドレイクに事実を話すよう問い詰める
しかしエディは、つまみ出されてしまったばかりか、それが原因で仕事はクビになり、愛するアンにも見放されてしまう
一方ドレイクは、ライフ財団のシャトルが宇宙から持ち帰った液状寄生生命体“シンビオート”の研究のため、何人もの犠牲を出しながらシンビオートを人間に寄生させる実験を続けていた



スパイダーマンに登場するヴィラン、ヴェノムを主人公にしたアクション映画

確か最初の企画は『スパイダーマン3』の頃だったか
それが製作中止されて企画も頓挫した記憶
当時から、アレを主役ってどうやるんだって思ってたけど
こうやるんだよ!と頭を殴られた気分

割とシリアスめだった予告編と裏腹に、クールさを保ちつつお茶目な面も見せるヴェノムさんのキャラと、わけわからんまま身体がエラいことになったエディの掛け合いが楽しい
原作で言うエージェント・ヴェノムの関係性に近いのか、何やかんや協力して悪党と戦うダークヒーロー映画に!
試写会勢も言ってたけど、完全に人食いど根性ガエルだった

実は本作は、ディズニーが進めるマーベル・シネマティック・ユニバースに対抗したソニー・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクターズの1作目として作られたもの
オトナの事情で登場しないスパイダーマンの代わりに、その周囲のキャラクターにスポットを当てた同一の世界観の作品が今後も作られる予定だったりする
なので本作の売れ行きによって今後は大きく左右されるはず
第2弾はスパイダーマンのヴィランだったり味方だったりする吸血鬼モービウスが企画されてるので、次に繋げるためにいっぱい観ましょう
個人的には、企画が謎に潰れたけどブラック・キャットとシルバー・セーブルの実写映画を観られないと死ぬので、みんなも『ヴェノム』死ぬ気で観てください
じゃないと食っちまうぞと、私の中のヴェノムが囁いています
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