切ない話。
すごく差別的なシーンがあって
とても見ていて辛い。
でも主人公にとっては愛していた人が
突然亡くなって、どう新たなスタートを
切るかって話。
主人公が性的マイノリティーであること
がメインになるのかと思ったが
最愛の人との死別の方がメインになってて。
なかなか仕組まれている優れた映画だと
思いました。
だから題名もナチュラルウーマン。
まさに、互いに愛し合っていた事実は
性的マイノリティーであろうが本質的に
同じだというテーマが全面に出てくる。
映画の質感も好き。
うるさすぎず、自然な感じ。
いい映画でした。
何だろう。観ているときは感じなかったが、
今、映画の印象に残ったシーンを思い出すと
涙が溢れてきます。