ミスターロンリーの曲から始まるんです。24時に始まるラジオ、ジェットストリームのオープニング曲。
毎日残業しながら聞いていた頃の必死さを思い出します。青春曲〜。
この映画、2つの話が同時進行します。
1つは パラシュート無しで ヘリコプターから落ちてしまったシスターが 奇跡的に助かった事を 信仰の結果だと思い込んでしまいます。
皆んなで 飛び降りましょう 私と同じ特別になりましょうと シスター達に呼びかけ、最終的に奇跡は誰にもおきず、皆んなで、、、
シスターがスカイダイビングしている様は美しかったです。
そして メインの話は モノマネ芸人の話。
マリリンモンローは本物に近付きすぎて、同じ死を選びましたね。(暗殺説が濃厚ですが、映画内では自殺)
どちらも結局 自分が特別だと勘違いしてしまい、承認欲求に惑わされて、本当の自分と向き合うことを忘れて、方向転換でもなく、ただ成長が止まっています。
この映画、全て遠い思い出の様に美し気に撮ってあります。
人は結局、皆 孤独で、それぞれ 立ち止まることもあって、また進み出す という 人生の上でのナイーブな部分を喩えて描いたんでしょうね。