芹沢由紀子

日本統一22の芹沢由紀子のレビュー・感想・評価

日本統一22(2017年製作の映画)
3.5
青森で事件発生。ロケっぽいロケ。
東北では博徒とテキ屋で仲が悪いというのがヤクザ界の常識ですが、ここでもテキ屋である東北神農会(平川会長、再登場)を傘下におさめる極山会が、博徒である豊中組と一触即発の状態に。

平川と兄弟分の植木が氷室に仲介を頼んでくる。
豊中組っていうのが東京の丸神連合の手下だから、狭和会と三つ巴みたいな感じになっていく。スリル満点!
いつもの抗争が激化していく。

そんな中で、氷室は沖縄へ、悠人は札幌へ赴き対照的な島拡大を狙う。
沖縄ロケ、まるで役者本宮泰風のプロモビデオの様な作りで笑えるけどしびれる。
いつもは自分の手を汚さず、汚れ仕事は悠人まかせの氷室だが、今回はドスでドスっと必殺仕事人。

他にも今回の見どころは、先輩にブちぎれる青二才、丈二のキレっぷり。
平川の印象的なセリフ
「セル面一つバイしてお客さんの喜ぶ顔をみたいだけなんだ」
芹沢由紀子

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