DCEUのヴィラン達を集めた極悪軍団大活躍作品。不評の2016年の同名作品の続編ではなく完全な新作としての再スタート。
鬼才ジェームズ・ガンがGotGを諸々の事情でクビになった直後にワーナーbros.が契約した時は、やったったなDC(笑)と思ったけど、狙いうちというかこの映画とジェームズ・ガンの相性は◎。
その後GotGの監督に復帰したものの、やはりディズニーとは違う不良感を醸し出せるのはDCEUだからこそ。
登場時からフワちゃんのようなマーゴット・ロビーとその直後の迷作との誉れ高い「バトル・ロワイアルII」を思い起こさせるような上陸シーン…
あれ?何となくディスってる??
いやいや、とりあえずこれで掴みはOK(笑)
R15+のレーティング通り、なかなかフェイタリティなシーンもあり観る人を選ぶが、とにかく派手でバカで下品で楽しい。間違って人も殺すが、そもそもヒーローの話じゃ無いのでこのくらいの塩梅がちょうど良いと思う。
吹き替えはメインはプロを起用しているので全く違和感なく面白い。特にナナウエのはスタローンの声優である玄田哲章さんを起用。ランボーなどを吹き替えでも有名なので、声優スタローンの吹き替えも問題なし。ナナウエのイメージともピッタリだった。
監督がやりたい事詰め込んだ感満載。ディズニーを彷彿させる演出もたくさんで、あのお花の演出はおもしろかった。そしてみんなに嫌われると言われ何度も出てくるあの動物といえばミッキ…(自主規制)