このレビューはネタバレを含みます
ヘイリー・スタインフェルドの演技が気になり鑑賞。脚本や演出面では所々に不自然な点や突っ込みどころはありましたが、出来栄え自体はまずまずと言ったところ。というか、本筋の4作目からはラジー賞をわざと狙いにいってるのではと思えるほど、酷い出来だったので本作が余計に際立ってマシにみえました。ヘイリー起用が功を奏し、オマージュに『アイアンジャイアント』や『E.T.』などファミリー向けの映画として、一定のクオリティを保っています。良かった点は、バンブルビーとディセプコン2体だけに絞ったこと。過去作のごちゃごちゃしたバトルを延々と見せられるといった苦行もなく、シンプルな構図で格闘シーンも見易かったです。残念だった点は、チャーリーが父親を亡くしたことで高飛び込みを辞めた事との理由付けが弱く、終盤の足枷になっていたこと。あと、ビーとの別れ方も尻すぼみな感じがしました。また、本作をプリクエルとしたのもマイナスポイント。デザインもリファインしたことだし、そのままリブートで良かったのでは？因みに綺麗に終わってるので続編は望みません。
IMAX3Dで鑑賞しましたが、3Dを感じたのは序盤だけで、2Dでも普通に楽しめると思います
