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新・夕陽のガンマン/復讐の旅のotomのレビュー・感想・評価

4.5
スカした台詞を吐いた後に何度もやられる主人公2人。安定のリー・ヴァン・クリーフは良いとして、イーストウッド風ないでたちのジョン・フィリップ・ローはちょいと弱い気もしなくはない。映画的に上手いとこも沢山あるし、微妙なシンパシーで通じ合うなかなかアツイ話ではあるものの、セルジオ・レオーネ級を期待するとやはり物足りない感は否めない。良くも悪くも普通のマカロニと云った具合。と、やっつけモードのモリコーネ劇伴。椅子ごと落下するやつに頭万力、炎天下生き埋め+塩のシュンとしたそれぞれの顔つきと、「お前は何者だ」→「怒りを抑えられない者だ」→「一体何が言いたいんだ」のとこがジワる。
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